講演・催物

      

野上記念法政大学能楽研究所蔵能楽資料展

  戦後まもなく発足した野上記念法政大学能楽研究所は、今年で創立六十周年を迎えます。発足以来、能楽に関する古典籍の収集に努め、現在では質量ともに日本最大規模のコレクションを誇っています。 今回、創立六十周年を記念し、国立能楽堂との共催により、12月から来年3月にかけて下記のような資料展を行うことになりました。能楽研究所のコレクション、国立能楽堂の 収蔵資料から、今回初公開のものも含め、多数の貴重な資料を展示する予定です。 入場無料ですので、皆様是非ご来場ください。


野上記念法政大学能楽研究所
創立六十周年記念能楽資料展

みちのくの能・狂言

2012年12月12日
※この催しは終了しました。

東北地方の歌枕や伝説に取材した能・狂言の作品を紹介するほか、現存最古の狂言台本 である『天正狂言本』や伊達家旧蔵の能伝書など、東北の能楽に関する様々な資料を展示 します。
主な展示資料
 上杉家旧蔵謡本(法政大学能楽研究所蔵)
 津軽家旧蔵伝細川幽斎筆謡本(法政大学鴻山文庫蔵)
 天正狂言本(法政大学能楽研究所蔵)
 伊達家旧蔵真徳鏡(法政大学鴻山文庫蔵)
 南部家旧蔵能面邯鄲男(国立能楽堂蔵)

日  時:2012年12月12日(水)~2013年1月31日(木)10:00~17:00

場  所:国立能楽堂展示室

休室日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)






    

野上記念法政大学能楽研究所
創立六十周年記念能楽資料展

能絵鑑の世界

2013年2月20日
※この催しは終了しました。

『能絵鑑』は江戸中期、六代将軍徳川家宣の周辺で制作された豪華な能絵。近年、 能楽研究所の所蔵となったもの以外に二本の伝存が知られています。そのうち能研本と 国立能楽堂蔵の旧小田本『能絵鑑』とを今回初めて同時公開いたします。
主な展示資料
 能絵鑑(法政大学能楽研究所蔵)
 江戸初期古能狂言之図(国立能楽堂蔵)
 御能狂言図巻(国立能楽堂蔵)
 狂言古図(法政大学能楽研究所・国立能楽堂蔵)
 観世座能狂言写生帖(国立能楽堂蔵)
 大野勧進能絵巻(法政大学鴻山文庫蔵)

日  時:2013年2月20日(水)~3月20日(水)10:00~17:00

場  所:国立能楽堂展示室

休室日:月曜日(祝日の場合は翌日)