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今から100年前の1908年(明治41年)は能の歴史にとって画期的な年でした。世阿弥伝書が発見され、近代における能楽研究が始まり、旧来の謡本を改革した画期的な謡本が生まれ、その後の謡本の歴史を変えたのです。1930年(昭和5年)には、野上豊一郎著『能 研究と発見』が出版され、佐成謙太郎著『謡曲大観』全七巻も刊行を開始し、能楽・謡曲研究を大きく飛躍させました。戦後公刊された現存最古の「天正狂言本」は、固定以前の姿を伝えています。
今回の能楽セミナーは、このように時代を切り拓いた能や狂言の本をとりあげ、その本が果たした役割や影響、著者の人物像に迫ります。
時間
14 : 00~16 : 00
会場
法政大学 市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー26階 スカイホール
〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1 [ 地図 ]
JR・地下鉄各線 市ヶ谷駅または飯田橋駅より10分
対象
日本の古典芸能や芸術・文化・歴史に関心をお持ちの方
募集人数
各回100名(定員に達し次第締め切りといたします)
受講料
全講座 : 一般 11,000円 / 大学院生・学部生 7,000円
お申込先
法政大学能楽研究所
〒162-0843 東京都新宿区市谷田町2-15-2 法政大学大学院事務部 [ ウェブサイト ]
TEL : 03-5228-0551 FAX : 03-5228-0555
E-mail : hgs@adm.hosei.ac.jp
主催
法政大学大学院 / 野上記念法政大学能楽研究所
後援
法政大学エクステンション・カレッジ