画像ビューア(iPallet/Lime 2.1.5)の使用方法とご利用上の注意事項

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1.概要

 

1-1.Flash版とJavaScript版の相違点(バージョン2.1.5.2以降)

  • Flash版とJavaScript版はバージョンが事なり、JavaScript版は1.1.5.2以降です。(両者を併せて、バージョン値は2.1.5.2以降となります。過渡的措置としてご了承ください。)
  • iPallet/Lime 2 のパッケージは2016年3月以降、原則としてJavaScript版(HTML5版)のみで構成しています。
  • Chrome、Firefox、Safariの最近のバージョンおよびIE9以上ではJavaScript版が動作します。(ガラスビュー機能にはIE11以降が必要です。)
  • JavaScript版では、iPad等タブレットやiPhone等の小型のデバイスにも(一部制約がありますが、)対応しています。(v2.1.5以降)
  • 上記以外および、JavaScriptを機能しない設定としているブラウザではビューアの利用ができません。
  • 表示や操作はできるだけ同じにしていますが、画像の表示方法、コントローラ・ボタンの表現など一部に違いがあります。
  • 下記の説明中、クリックの箇所はタブレットではタップに読み替えてください。

1-2.画像の移動

  • 主ビューをマウスでドラッグ操作すると、画像がマウスの動きに従って移動します。
  • 主ビュー(中央)をマウスでダブルクリックすると、クリックした位置を中心に移動し、拡大します。(v2.0~, JavaScript版)
  • ロケータ(右上の小画像)をクリックもしくはドラッグして表示範囲を移動できます。マウスボタンを離した時に位置が決定します。
  • マウス・ホイールの操作によって拡大(あるいは左右に移動)できます。(設定に依ります。)
  • PC + Windowsの場合にはキーボードの方向キーを利用できます。移動の向きは「表示」したい方向です。
  • タブレット(iPad)操作時には横に長い資料の場合、拡大率によって、上下方向の移動制限がかかります。これによって、左右の移動が容易になります。全てのOSやデバイスには対応していません。

1-3.画像の拡大

  • コントロールの+、-ボタンで拡大、縮小します。画像サイズ100%を基にして2倍、1/2倍の固定倍率です。
  • スライダを左右に動かすと任意拡大率で表示します。(プログラムによる縮小ですので、固定に比べ画像が劣化します。)
  • スライダの半円形にマウスカーソルを乗せると、現在の(画像の最大サイズを100%とした)倍率が表示されます。
  • 縮小ボタンの左にサイズフィット・ボタンを配置しています。初期化を兼ねます。
  • オプション:コントロール左端に等倍ボタンを配置しています。表示が画素基準の100%になります。(v2.1~, JavaScript版)
  • タッチパネル(iPad等)の場合にはマルチタッチ・ズーム操作(ピンチ操作)を利用できます。

1-4.ロケータ

  • ロケータ画像を表示切り替えできます。拡大した場合の位置知り、必要な部分を速やかに表示できます。
  • 横に長い資料の場合、拡大率によって、上下方向の移動制限がかかります。これによって、左右の移動が容易になります。
  • 初期状態のオン・オフは設定で決まっています。

1-5.ページナビ/ページ機能(オプション)

  • 同一資料で複数の画像がある場合、ページ機能を用いて閲覧することができます。
  • 初期状態のオン・オフは設定で決まっています。

2.操作ボタンの説明

 


主ビューの下部に、操作に必要な機能やオプション機能を配置しています。左から、

  • 等倍(オプション): 画素基準で100%表示にします。(v2.1~)
  • サイズフィット(初期化): 位置と拡大率を最初の表示状態にします。同時にサイズを現在の表示範囲に合わせます。
  • 拡大、縮小: 画像サイズ100%を基にして2倍、1/2倍の固定段階で画像を拡大・縮小します。グレー表示の場合は、それ以上あるいはそれ以下の画像がないことを表します。
  • ズーム・スライダ: 任意倍率で画像を拡大・縮小します。最大で画像サイズの100%(あるいは設定値)です。ズーム・スライダ利用時は画像が若干ですが劣化します。画面幅(ウィンドウ幅)が狭い場合は、表示されません。
  • 回転(オプション): 矢印の方向に90度ステップで回転します。
  • 回転リセット(オプション): 現在の画像の方向(常態方向)を矢印で示します。クリックすると、回転をリセットします。
  • 移動(オプション): 矢印の方向にステップ移動します。回転が無効な場合、かつ画面サイズが一定の大きさ以上の場合に表示されます。
  • ロケータ表示切り替え: ロケータの表示切り換えをします。画像を新しく読み出した後の表示は設定に依ります。
  • 補足: ディスプレイの表示サイズによって、表示する機能の優先度を変更します。)


マウス・ホイール操作を利用できます。この機能を利用する前に、主画面を一度クリックする必要があります。

  • ズーム操作: 通常の(回転ボタンの表示されている)場合、マウスホイールで拡大・縮小が行えます。
  • 機能切替え: Altキーを押しながらマウスホイールを操作すると、左右移動に機能が切り替わります。
  • 補足: 拡大か移動は資料の種類および設定に依ります。)
   

3.ページナビ/ページ機能(オプション)

 


同一資料に複数画像(ページ)がある場合に、画像を一覧できる機能・ツールです。

  • 左下に「一覧」ボタンがあります。画像の一覧をサムネイル画像のリストで表示します。この中には閲覧可能な全画像が表示されます。初期状態でオン・オフは設定に依ります。
  • サムネイル画像をクリックすると、目的の画像を表示します。サムネイルリストは左端のスクロールバー及びスクロール・ハンドルで上下に移動できます。
  • スクロールバーの上下に最初と最後の資料へ移動するボタンを設けました。(v2.1.5~, JavaScript版)
  • 現在の画像は、サムネイル画像の周りに表示される(選択を表わす)境界線で識別できます。
  • 画面幅が既定サイズ以上の場合、コントローラの左右に画像(ページ)切替えボタンが表示されます。このボタンの方向の画像(ページ)を表示します。
   

4.操作上の注意事項

 
  • インターネット利用時には画像伝送で回線に負担がかかります。ADSL以上のブロードバンドやWifiを通信環境として推奨します。
  • モバイル通信の場合には大量のパケットを受信しますので、受信料が従量制契約の場合にはくれぐれもご注意ください。
  • 表示切替時に描画されるはずの部分がいったん背景色になりますが、これは、このビューアの特徴ですので、ソフトウェアの不具合やバグではありません。
  • 初期表示の場合や回転時、あるいはマウスで画面をドラッグして画像を移動した際、画像の境界部に背景色の細線が表示される場合があります。この場合には画像をマウスで画面を移動して再表示してください。(ブラウザの更新を押すと、初期状態に戻りますのでご注意ください。)
  • マウス動作の移動を伴う場合や操作が早い場合には、操作に画像の表示が追いつかなくなり、異なった画像が表示されることがあります。そのような場合にも、マウスで画面を移動して再表示してください。
  • PCやデバイスのCPU負荷軽減のため、描画が完全に終了してから次の操作を行なうようにしてください。
  • PCでキー操作を利用する場合には、連続してキー操作を行わないようにしてください。
  • 画面が不安定になった場合は、主ビューもしくはロケータの表示箇所をクリックしてください。コントロールの各機能をお試し下さい。それでも改善しない場合は、ブラウザの「更新ボタン」を利用すると、ビューア自体が初期化されます。
  • 画面サイズが小さく、主画面下部のボタン類が表示されない場合には、操作ボタンが機能しない場合があります。そのような場合には、ブラウザのフル画面機能をご利用ください。

5.動作環境

 
  • ハードウェア: PCでは下記のソフトウェアが安定して動作する仕様であれば利用可能です。
  • ソフトウェア: JavaScriptとCSSが有効であることが必要です。
  • 必要な設定: Webブラウザには画像、CSS、JavaScriptの使用許可が必要です。設定で利用が「許可」されている必要があります。パッケージ内のjQueryも利用します。
  • 動作確認: JavaScript版は下記の組み合わせで動作を確認しています。(2016/07時点)
    • Corei7 + Mac OS X-10.11.6 + Google Chrome 52
    • Corei7 + Mac OS X-10.11.6 + VMware Fusion 8.1.1 + Windows 10(pro,64bit) + Edge
    • Corei7 + Mac OS X-10.11.6 + VMware Fusion 8.1.1 + Windows 10(pro,64bit) + Internet Explorer-11
    • Corei7 + Mac OS X-10.11.6 + VMware Fusion 8.1.1 + Windows 7(32bit,pro,sp1) + Internet Explorer-11
    • Corei7 + Mac OS X-10.11.6 + VMware Fusion 8.1.1 + Windows Vista(32bit,Home Premium sp2) + Internet Explorer-9
    • Corei5 + Windows 10(64bit,pro) + Edgeブラウザ, Internet Explorer-11,LG社タッチディスプレイ
    • iPad Air 2 + iOS 9.3.2 + Safari
    • iPhone 6s, 6 Plus + iOS 9.3.2 + Safari(ご了承事項:現バージョンは、ランドスケープ表示(横画面表示)では表示上の課題があります。)

    Windows XP以下、Windows 8、MacOSX 10.8未満は既に実施していません。Windows Vista(+IE8)、Windows 7(+IE10)での動作検証は2016年2月以降は実施していません。

  • 動作設定(JavaScript版): 本バージョンは下記の組み合わせで動作するように設定していますが、常に各OSの最新環境を推奨します。
    • Windows + Internet Explorer 9以上
    • Windows/MacOSX + Google Chrome 22以上
    • Windows/MacOSX + Google Firefox 15以上
    • Windows/MacOSX + Safari 5以上
    • iPad(iOS7以上) + Mobile Safari

    • 上記以外(例えばOSではLinuxやブラウザではOperaなど)でも、同等あるいは最新版の条件下であれば動作します。
    • iOS、Android、Windowsタブレットおよび小型のモバイル端末では、機材、OSのバージョンや設定により表示の乱れや動作上の不具合が生じる場合があります。タブレットでの閲覧には7インチ以上の画面比率4:3のタブレットを推奨します。
    • iPhoneなどの小型機器にも機能を制限して対応していますが、モバイルネットワークの環境下では大量のパケット消費にご注意ください。
    • Firefoxではズーム・スライダの倍率が表示されません。また、Firefoxでは、タッチパネル上のマルチタッチ(ジェスチャー)操作は正常に機能しません。
    • iOS8以降では「閉じる(Close)」ボタンを表示していません。これはiPad+iOS8のSafariが対応していないためです。タブの閉じるボタンを利用ください。
    • 製造元のサポート(セキュリティー・サポート等)が終了したOSおよびブラウザは、その時点以降、動作確認を終了します。
  • 画面サイズ: このLimeはフリーサイズですが、800×600画素(SVGA)以上を推奨します。
  • ネットワーク: クライアント側にはADSL以上が必須。(ただし、サーバー側に相応の配信環境が前提。)

    【ご了承事項】このビューアはローカルもしくはブロードバンドを前提として設計・開発しています。低速回線では表示がうまく行われません。また、スタンドアロン環境ではブラウザの制約上動作しない場合があります。

6.免責事項

 

iPallet/Limeの一般的な説明や、免責事項等に関しては、こちらをご覧ください。

   

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